舌ガン
舌ガンというのは舌に悪性のできものができる病気です。
タバコを吸ったり、お酒を飲む人にできやすいです。時には歯並びが悪くて歯が舌を傷つけることでなることもあります。
舌のガンは一見しただけでは「口内炎?」みたいに悪いものには見えない場合があるので注意が必要です。
口内炎があって、首にしこりがある方は舌のガン細胞が首に飛んでいる場合もありえます。
舌のガンの怖い点は病気の進行が速かったりすることです。もとの病変自体はそんなに大きくなくても遠隔転移(えんかくてんい:胸や骨にガン細胞が飛ぶこと)していることがあります。
治療では手術に化学治療や放射線治療を組み合わせて行います。
早期に見つかれば手術で少し舌の表面を切除して治療が終わることもあります。
ただし一度ガンと診断されれば治療後最低5年間は間隔をあけながら通院して再発や遠隔転移を起こしていないか監視していく必要があります。
再発や遠隔転移が起こると完治させることは難しくなります。
口内炎が一向に治らないという方、一度耳鼻科で相談してみましょう。