東京都青梅市新町2丁目の耳鼻咽喉科(花粉症,めまい,難聴など耳鼻のどのことお気軽にご相談ください)

青梅耳鼻咽喉科

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副鼻腔炎

副鼻腔炎とは・・・

いわゆる「蓄膿症(ちくのうしょう)」です。鼻の奥にある副鼻腔という空洞に膿がたまり、カゼのときに頭が痛い重い、頬が痛い、下を向くと顔が痛む、歯が浮いたような感じというような症状が出ます。

こんな方は要注意!

  • 黄色や緑の鼻水や痰がでる
  • 頭痛がなかなか治らない
  • ほっぺたがやおでこが痛い
  • 歯が痛くて歯科へ行ったが歯は悪くないと言われた
  • 鼻が詰まる

この病気の原因は

風邪など副鼻腔に感染を起こすことで生じます。虫歯やカビが原因となることもあります。
副鼻腔は頬やおでこや目の間にあるのでどの部分に膿がたまるかで、痛みが頭だったり、頬だったり、おでこだったり、歯だったりします。
また、この膿が鼻の後ろからのどにおりてくると、痰として感じたり鼻がのどから落ちてくる後鼻漏といった症状になることもあります。
内科で相談して花粉症と診断されていたが改善せず耳鼻咽喉科を受診して副鼻腔炎と診断されることもあります。

治療は

鼻の中をのぞいて奥から膿が流れてきているようならそこで診断がつきますが、そこまでひどい方は実際多くはありません。レントゲンやCTで炎症があるかの確認や内視鏡検査で喉の方に膿のような鼻水が出ていないかを確認したりします。
急性の場合で症状所見がひどい場合(中等症以上)では抗生物質を使用しますが、今は抗生物質の耐性が問題になっており軽症の副鼻腔炎には抗生物質を使用しないことが推奨されており、使うとしてもこれまで頻用されていた第3世代セフェムと呼ばれる薬は勧められていません。
鼻水の粘りを取ってくれるような薬を使ったり、鼻の中の腫れをおさえる薬を吹きつけたりネブライザー治療で副鼻腔からの鼻水の排出を促す治療を行っていきます。

昔は口から切って手術をしないと治りませんでしたが、今では早めに治療を始めればのみ薬と鼻の中をきれいにする治療で治すことができるようになっています。慢性化しており手術が必要となった場合もほとんどの場合は鼻から内視鏡で操作ができますので
傷も残らず術後の負担も軽くなっています。
「かぜがなかなか治らない。のどはもう痛くないが鼻だけ調子が悪い」という方は早めに耳鼻咽喉科で治療を受けることをお勧めします。

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