東京都青梅市新町2丁目の耳鼻咽喉科(花粉症,めまい,難聴など耳鼻のどのことお気軽にご相談ください)

青梅耳鼻咽喉科

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秋の花粉症

秋にも花粉症はあります

秋に鼻カゼが長引くなぁ?と言う方はおられませんか? 何週間も長引くカゼはありません。
鼻の症状を引っ張っている方は「秋の花粉症」が疑われます。

花粉症は春に有名なスギ花粉症だけではありません。そもそも花粉症は花粉に敏感なアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎自体は日本人の4割が持っていると言われております。しかもアレルギー検査で調べれるものはごく一部でありアレルギー検査でスギだけが陽性だったから秋の花粉症は関係ないと言う事はありません。
さらにスギ花粉症でも言えますが、花粉が多い年だけ反応する方もおられます。
ではスギ花粉症と比べて秋の花粉症はどう違うのでしょう?
スギの花粉は広範囲に飛ぶのですが、秋の花粉はそこまでは飛びません。ですので生活環境が変わって周囲に緑が多い、雑草が結構入っている、近くに畑や田んぼがあるそんなときには秋の花粉症で反応する可能性が高くなってきます。ただし、秋の花粉症の大元であるアレルギー性鼻炎はある日突然起こります。

「昨年までは何ともなかったのに今年に限って鼻の調子がおかしい…」という方も秋の花粉症の可能性があります。
アレルギー反応は大人の方だけではありません。早ければ2歳位から症状が起こることもあります。
症状は、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどがありますが見逃せないのが「鼻血」です。鼻水は透明なので量が多くてもどうと言う事はありませんが鼻血になると話が全く変わってきます。耳鼻科のお医者さんから見たら量の多い鼻血と言うのはそうそうないのですが患者さんにとっては深刻な問題です。お子さんの場合は保護者の方が「鼻をほじったりしないで!」と言われる場合もありますが秋の花粉症があれば鼻の中が痒くなったりするので鼻を触りたくなりますしアレルギー反応で鼻血が出ているわけでお子さんの手癖が悪いわけではありません。

「最近鼻血を繰り返す」「秋になると鼻血が何回も出る」といったお悩みをお持ちの方は秋の花粉症をチェックしてみましょう。
花粉症を治療する抗アレルギー剤と言う薬を飲めばぴたっと鼻血が止まりますよ。ちなみに秋の花粉症としては代表的と物にはブタクサやヨモギがありますが当院では「20分でわかるアレルギー検査」をしております。受診したその日に診断即治療ができますので、お仕事が忙しい方でも1回受診していただければ大丈夫です。

検査や治療は耳鼻科で!

気をつけておいていただきたいのが、「秋の花粉症」と思っていて実はちくのう症がある、あるいは秋の花粉症と一緒にちくのう症も起こしている場合です。鼻水や鼻づまりといった症状が似ているのですが、このちくのう症と言う病気はレントゲンを撮って鼻の奥に膿(うみ)がたまっていることを確認しないと診断できません。ちくのう症になっていればバイ菌をやっつける抗生物質と言う薬を1ヶ月ぐらい飲んでいかないと治りません。
秋の花粉症と思って市販の薬や内科のお医者さんの薬で「いまひとつ効果が薄いなぁ…」という場合は秋の花粉症に対して処方する抗アレルギー剤が合っていない、あるいはちくのう症を起こしていてそもそも薬の効果が期待できない可能性があります。
秋に「風邪かな?」と思った場合には秋の花粉症の可能性を考えて耳鼻科を受診することをお勧めします。

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