声帯ポリープ声
声帯(せいたい)ポリープとはのどの奥にある声を出す声帯に良性のできものができる病気です。
この病気になると声がかすれたり、長い時間話をするのがつらくなったりします。またひどい場合には息がしにくくなったりすることもあります。
声の使い過ぎで起きてくるものなので治療としてまずは保存的に声の安静、改善が見られない場合やすぐに治したい場合は手術です。手術をしても同じような声の使い方をしていると再発の可能性もあります。
声帯ポリープ自体は大きすぎて気道閉塞(きどうへいそく:息の通り道がふさがること)が起きない限りは命に問題はありません。
ただし、実は声帯のできものがポリープのように見えて実はガンだったいうことがあります。「声帯ポリープ」ということ自体厳密にいうと手術でできものをとって組織検査をして始めて診断がつくのです。
「ポリープ」だからといって放ったらかしにせず、少なくとも耳鼻科のお医者さんで定期的にチェックしてもらうことをお勧めします。