声がれ
声がれは、声を出す声帯(せいたい)が腫れたりできものができたり、声帯を動かす反回神経(はんかいしんけい)が麻痺したりすると起こります。
声帯自体の病気でいうと、のどにばい菌が悪さする喉頭炎(こうとうえん)といった病気、声を使いすぎる職業の方によくおこる声帯結節(けっせつ)、良性のポリープ、悪性の喉頭ガンでおこります。
また、加齢によって声帯が委縮して声を出す時にすき間ができてしまって声がかれたり、声帯が炎症を起こすことでも一時的な声枯れが起きてきます。この場合はあまり声を出さず安静にしていただくと数日で元に戻りますし、ここで無理して声を使うことで声帯ポリープや声帯結節を生じやすくなります。